『寛ぎのフラットハウス』木工事中。

市内某所。年末に上棟した物件が絶賛木工事中です。

最近本当に平屋が増えました。

というよりも、70坪を超えるに土地で30坪弱の二階建てを計画すると、敷地を持て余してしまします。

せっかく施主さまが、費用をかけて取得した土地をうまく使い切りたい。

との想いから平屋でご提案したのが今回の経緯です。

「平屋って高いんでしょ。」

よく尋ねられます。

確かに坪単価では割高となりますが、2階建てより平屋建ての方が面積を小さくすることができます。

本物件でも同じ部屋数で、33坪の2階建てプランと、27坪の平屋建てプランの2パターンご提案し、金額を比較し平屋で進めることとなりました。

平屋では吹抜を設けることはできませんが、一部勾配天井や高天井を設けてのびやかな空間にすることができます。

今回は高天井部分に大きなアールを計画し、包まれるような感覚の中で過ごしてもらい「寛ぎ」を演出したいと考えました。

このサイズのアールだと木下地では施工が難しく、ケイテン下地で施工。

現場監督のアイデアで、工場で加工し現場作業は一日で下地が完了。

完成が楽しみです。

豊口