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『サマーステイリノベ。』
かねてより進行中のリノベ物件。
建築基準法上、再建築不可の立地条件のため、リノベーションという選択となった本物件。
周辺環境の影響もあり、それなりのダメージもありました。
雨漏りで出隅の通し柱がまさに、首皮一枚状態。↓
ひのきの4寸柱に差し替えし、ひと安心。
その他土台、梁補強など10カ所以上は交換する事となりました。
こればかりは、解体前の事前調査では把握しきれないところなので、隠蔽部分の予備費をあらかじめ見積でみておきます。
なんだかんだで、内部は断熱工事まで完了しました。
いつもはセルロースファイバー断熱材を採用しますが、部分的に工事しない面などもあり、セルロースファイバーでは気密確保が難しいと考え、ウレタン現場吹付断熱を採用。
リノベは様々なシュチュエーションがありますので、状況にあわせて最適な材を選定するテクニックが必要です。
塩害を考慮し、耐久性の高い焼杉板張。外部は9割完成です。
外観はもはや新築と変わりない感じです。
屋根のかかった外「中間領域」から見えるオーシャンビュー。
次回からいよいよ内部造作工事へと突入します。