『NE-ST』見学会。

先日鳥取県主催、とっとり健康省エネ住宅『NE-ST』の設計者、施工業者向けの見学会を、弊社の工事中現場にて開催いたしました。

1時間10名限定予約制。3クール30名、県東部、中西部からの猛者たちに囲まれ、やや緊張しつつ物件の概要説明をしてからご見学という流れ。

NE-STとは、NEXT-STANDARDの略。

鳥取県が独自の高断熱、高気密住宅の基準を設け、それを満たす家にはに認定と助成をするというものです。

県民の健康と脱炭素社会実現に向けたこの独自の基準は、全国でも稀で、他県も鳥取に続け！って業界ではバズってるみたいです（笑）

とっとり県がやることです。やはり地場工務店という立場としては、NE-ST制度が始まってからは全棟認定取得をしております。

今物件は弊社としても初の最高グレード、T-G3（Ua値0.23）仕様ということで、どのように断熱施工をし、気密を確保しているか。弊社のやり方を一例として公開しました。

断熱材の種類、施工方法は多種多様で各社で違いがありますので、正解があるわけではありません。弊社も段階を経て少しずつ仕様を上げ、微調整を続けてきました。

今回の見学会で、少しでも何か参考になってくれれば幸いです。

皆さんの力で、この制度がさらに普及し「暖かく涼しい健康な暮らし」を「いつまでも最小のエネルギーコスト」で「全ての人に。」の実現を鳥取県からはじめたいですね！